• 新型の消防車(ポンプ車)が配車されました! ~ オートマ限定の普通免許でも乗れる消防車が配備されました! ~

    2023.03.24 更新

     

    こんにちは!

     

     

    車の教習所に通っているとき、

    仮免許の試験中に日本語がおかしい問題があったので質問をしたところ、

    「それは答えになっちゃうから答えられない」

    と答えられたものです。

     

     

    そうなのかも知れないけどそうだったかも知れない、って誰かが言ってたかもしれない、きっと。

     

     

    くらいの勢いの問題だったので

    イチバチ(いちかばちか)で回答しましたが、

    他にも日本語のおかしい問題が多かったので苦戦した結果、

    見事に落ちました。

     

     

    「あんなもん落ちるのかよ」

     

     

    と、周りから祝福のメッセージをたくさん頂いたので、

    その後は「おかしい日本語とその答え」を丸暗記し、

    ようやくパスしました。

    あれは18歳の時でした、なつかしー。

     

     

    ということでその時取った普通免許が、

    今では中型8トン未満に乗れる免許に成長しました。

     

     

    現在配備されている消防車は4.8トンなので、

    現在の普通免許では運転できません。

    運転するには準中型(略して「ジュンチュー」)の免許が必要なので、

    年巨の区分がかわった後に普通免許を所得された方は、

    運転することができません。

     

     

    しかもマニュアル車なので、

    オートマ限定の方は運転できません。

     

     

    火災出動の際、

    「免許が無いので出動できない」

    ということが実際に起こりうる状況ってことです。

    免許がない!

    「ハンコ押してくれよ」

    不朽の名作ですね、懐かしい。

     

     

    Wikipediaに飛びます

    → 免許がない!

     

     

    ということで、

    それらの制約が全くない、

    普通免許のオートマ限定でも運転可能な、

    新型の消防車(ポンプ車)が配備されました。

     

     

    その写真がこちらです!

     

     

     

     

     

    (トヨタのガソリン車で、株式会社モリタより販売)

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    「おー、かっこいい消防車ですねー」

     

     

    朱色がやる気と勇気を与えてくれる、

    ポンプ車のお目見えです。

    お値段なんと約1900万円だそうです。

     

     

    ヘタな外車や高級国産車よりも高級です。

    しかも、こちらは火災を鎮めることができるので、

    とっても機能的です!

     

     

    ちなみに旧ポンプ車ですが、

    配車されてから20年程経つので、

    入れ替えの時期なんだそうです。

     

     

    旧型のポンプ車の写真が無いので、

    こちらの過去記事をご覧ください^^

    → 消防車の点検 ~綾瀬市消防団の消防団員でもある施工スタッフが、消防車の点検を行いました~ 

     

     

    新型のポンプ車を

    手動ドローンからとった写真がこちらです!

     

     

     

     

    (斜め上から見てもカッコイイ!)

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    今にも出動しそうな雰囲気です。

    ちなみに手動ドローンというのは、

     

     

    災害時に離れた場所を安全に確認するため

    各分団に配備されているUSB充電式のドローンのことです。

     

     

    ウソです。

    そんなもん配備されていません。

    もしそれを使って確認するとしたら消防団ではなく、

    消防本部の指揮隊です。

     

     

    本当は座高の高さに定評のある施工スタッフ赤城隆史が、

    思いっきりスマホも上に持ち上げて、

    少しでも高い位置から撮った写真です。

     

     

    考えてみれば、

    ドローンてほとんどが手動でしたね。

    もし自宅にドローンがあったら、

     

     

    「あー、リモコン取んのめんどくせー」

     

     

    ドローーーーーン(ドローンの飛行音)

    パシッ(リモコンをつかんだ音)

    ドローーーーーン(飛行音)

    パッ(リモコンを話した音)

    ゴツッ痛テッ(落下したリモコンが右の目元に直撃した音)

     

     

    両手で右目を押さえながらのたうち回っていると、

     

     

    「おおちゃくすっからだよ、バーカ」

     

     

    といわれ、

    歯を食いしばりながらやり場のない痛みと怒りを覚える。

    そう考えると、

    うちにドローンは要らないや笑

     

     

    話を戻します。

     

     

    気になる新型のポンプ車の乗り心地ですが、

    最高です。

     

     

    サスペンションがふわっふわで、

    段差を乗り越えるときのガツンッてのが全くありません。

    排気量が減るのでパワーはありませんが、

    オートマなので操作に気を取られることが無いので、

    めっちゃめちゃ楽です。

     

     

    広報活動をする際、

    一人はポンプ車の運転を行い、

    もう一人がマイクで広報文を読みます。

    これを通称「カラオケ」といいます。

     

     

    4~5人が集まり、

    「運転誰やる? カラオケは? 赤城くんカラオケ好きだからカラオケやんなよ」

    などと相談して分担を決め、

    2人1組で30分交代で広報を行います。

     

     

    運転の楽しいんですけど、

    このカラオケも楽しいんですよ。

     

     

    はじめの方こそ普通に読んでいましたが、

    映画を見た後なんかはその主人公の声が頭に入ってしまっているので、

    少しその声に寄せて読んだりするようになりました笑

    シティーハンターの海坊主(ファルコン・伊集院隼人)の声なんか聞いた日には、

    確実にその声になってしまいます。

     

     

    広報文ていうのがあるのでそれを読んでさえいれば、

    おちゃらけた読み方以外であれば大丈夫です。

    一人でも「ん?」と耳を傾けてくれさえすれば、

    最低一件の火災は防ぐことができるので、

    効率よく楽しく活動していきます^^

     

     

    消防団に入れば、

    消防車も運転できますし火災時に放水することもできます。

    それよりも何よりも自分たちが出動することにより、

    一人でも多くの住人の命を守ることができます。

     

     

    いまは人とのつながりが希薄になりつつありますし、

    「他人の事よりも自分と家族と友達だけでいい」

    という考えの人も多くいるようです。

     

     

    しかし、同じ地域に住まわれている方というのは、

    自分と直接関係が無くても友達の友達だったり、

    友達がとってもお世話になっている人だったり、

    家族がどこかのお店で困っていた時、

    とっても優しく丁寧に接客をしてくれたおかげで

    気持ちよくお買い物ができた時の店員さんだったりもします。

     

     

    なので、

    「自分と家族と友達だけ」

    とひとくくりにしてしまわずに、

    その範囲の外側まで感覚や視野を広げ、

    多くの人の役に立つような行動ができたらいいと思いません?^^

    それができるのが消防団です。

     

     

    仕事をしながらでもできますし、

    男女関係なく入団できますので、

    みんなで自分たちの街を守りましょう!

    入団を希望される方は、

    お近くの消防署までご連絡ください^^

     

     

    ということで今回は、

    消防団に最新型のポンプ車が配車されました、

    というお話でした^^

     

     

    長々とお読みいただき、

    ありがとうございますm(__)m