給水装置工事主任技術者常駐
2023.03.10 更新
こんにちは!
今回は珍しく本題に入ります。
本題と言っても、
施工スタッフが見た夢の話なので、
大した内容ではありません。笑
皆さんは、
「三の酉(さんのとり)」ってご存知ですか?
ご存知ない方もたくさんいらっしゃると思います。
こちらにリンクを貼っておきますので、
まずはご覧ください^^
簡単に言うと、
毎年11月に行われる酉の市というお祭りが、
2回開催される年を「二の酉」、
3回開催される年を「三の酉」といいます。
三の酉まである年は、
火事が多いという言い伝えがあります。
(こちらは近所の寺のお焚き上げの写真です。)
それは単なる迷信なのか、
それとも本当なのか。
今となっては答えは誰にもわかりませんが、
消防団員である赤城からすれば、
結構気になるところはあります。
消防団活動の過去記事はこちらです^^
→ 消防車の点検 ~綾瀬市消防団の消防団員でもある施工スタッフが、消防車の点検を行いました~
【注意】
ここからは赤城が見た夢の話です。
信じるか信じないかではなく、
ただの読み物としてお読みください。
そんなある日の夜、
寝ているときにやけに鮮明な夢を見ました。
日もすっかり落ちた真っ暗な高台から、
にぎやかに開催されている酉の市を眺めていました。
お寺やお寺の周囲それに時代劇でよく見る家が立ち並ぶその道や四つ角に、
提灯(ちょうちん)がぼんやりと灯っており、
薪を燃やして街灯として使用しているところも見受けられました。
たくさんの人で賑わっており、
笑い声や時おり怒号なんかも飛び交っちゃって、
皆さん全力で楽しんでいる様子でした。
高台で眺めていると、
となりにゴールデンレトリバーよりも少し小さめの狐がおり、
そのやけに後ろがバサバサしてるなーと思ってみてみると、
しっぽが9本生えていました。
しっぽの中腹から先端にかけてホワッとしていたので、
本数は数えられました。
そしたらその狐さんが突然言いました。
「ねぇ、なんか聞きたいことあるんじゃないの?」
お゛ぉ!!? 狐がしゃべった!!?
と後ずさりしましたが、
その後はなぜかそういうもんだと思ったようで、
「三の酉って火事が多いって聞くんですけど、そうなんですか?」
と、狐さんに向かって敬語で質問していました。
すると、狐さんはこう答えてくれました。
「見てわかる通り、昔は灯(あかり)といえば火だったの。
電気なんてまだ発見されてなかったからね。
でほら、そこら中にぶら下がってる提灯も、
薪を燃やして灯を取っている街灯代わりのアレも、みんな火なのよ。
で、11月って冷え込んでくるし空気も乾燥してくるでしょ?
台風の名残みたいな強めの風も吹くし。
みんなお酒飲んで酔っ払って羽目を外している時に、
提灯が燃えたり街灯から火の粉が飛んで燃え移ったりしたって、
すぐに消せないじゃない?
そうすると燃え移って延焼しちゃって火事が起きるってことなのよ。
その状況が2回と3回だとすれば、
どっちが火事が多いかは想像つくわよね?」
なるほどでした。
ほんと、「そういうことか!」でした。
確かに空気が乾燥している風のある日に火を使えば危ないですし、
その回数が増えればより危険度もアップしますよね。
当時には戻れませんし、
当時を知ることもできないので残念ながら検証はできませんが、
とっても信憑性のあるこのお話を、
個人的に信じていきたいと思います。
すげー、狐さんて、
「ハキハキしてて少し高めでとっても強い意思を持っている」
そんなお声でした。
狐さん、ありがとう^^
そのお話を聞いて消防団員としてできることは何かと考えると、
・火災予防意識を高めてもらうための定期的な広報活動
・防災訓練などに参加し皆さんに正しい初期消火の方法を理解してもらう活動
・火災時の消火活動
・消火活動の際にキチンと使用できるかを確認するための定期的な水利点検
(水利・・・消火栓、防火水槽など)
・火災や災害時の活動を迅速かつ広い範囲で行うための人員の確保(消防団員の確保)
・定期的な資機材の講習や訓練を受けること
それに尽きます。
(綾瀬市消防団の神奈川県消防操法大会に向けた訓練(写真は寺尾分団員及び消防職員))
火災は財産だけでなく、
思い出も何もかも全てを容赦なく奪っていきます。
個人でできる火災予防について、
理解を深めていただければ幸いです.
今後来るであろう大災害に備え、
自分の街の安全を守ってみませんか^^
ご興味のある方は、
お近くの消防本部までご連絡ください。
ということで今回は、
「夢で聞いたお話」
について書いてみました。
長々とお読みいただき、
ありがとうございますm(__)m