給水装置工事主任技術者常駐
2026.07.06 更新
こんにちは!
お湯まわり.comの赤城です!
先日、自宅の電子ピアノ
「ヤマハ クラビノーバ SCLP-5450」
の鍵盤が戻らなくなってしまいました!
こんな感じです↓

(鍵盤が戻らない!)
娘がピアノの発表会に向けて練習をしていると、
「壊れたー! 弾きにくい!」
と言っていたので見てみると、
鍵盤が押されたまま戻ってきていません。

(何回トントンしても戻らねぇ)
何回かトントンしてみましたが、戻りません。
そういえば前から一部の鍵盤だけ軽く引いても強く発音したり、
カツカツという固い音はしてました。
あれが調子の悪さの前兆だったのか??
メーカー修理も考えたんですが発表会まで間に合うかもわかりませんし、
10年くらい経っているので、
「ダメもとで分解してみっか^^」
となりました。
電子ピアノって分解したことないので、
戻せるかはわかりませんが、
いっちょやってみっか^^
分解する前に、
ピアノの上が物置みてぇになってるので、
まずは片づけさせます。

(やっぱりピアノ、100人乗ってもダイジョーブ♪)
なんたら物置のCMみたいですね。
ということでピアノの上を片付けさせ、
さっそく分解開始です!

(ピアノの上を片付ける)
【重要なポイント】
分解する前にコンセントを抜き、
電源ボタンを15秒ほど長押しして内部にたまった電気を抜き、
感電を予防します。
電子ピアノはピアノの後ろ側にネジがあるので、
天板に近いネジを外します。

(天板に近い横一列のネジを外します)
ネジを外すと天板をピアノ前方にガバッとスライドできるようになるので、
ゆっくりとスライドしていきます。
その際、配線のコネクターが見えてきますので、外します。
ゴソッと外した写真がこちらです♪

(天板を外したところ)
開けてみると・・・!?
娘(ぼんちゃん)が子どものころに描いたお姫様が出てきました^^

(お姫様が、ピアノの中からこんにちは♪)
電子ピアノだけあって、
基板がチラホラ見受けられます↓

(横から見た図)
次に、
鍵盤を隠すフタ(鍵盤蓋)を外します。
鍵盤蓋は両側にガイドがついており、
その一部が外せるようになっていました。

(ネジでとまっている部品を外します)

(外すと隙間ができます)
鍵盤蓋の左右に軸がみえるので、
それを隙間まで移動させ上に引き抜きます。

(軸と隙間)
フタを外したあとは、
鍵盤の根元を隠す木の板がついているので、
そいつもネジを外してゴソット取り外します。
現在の電子ピアノの状態がこちらです↓

(電子ピアノの内部)
鍵盤は何本かのネジでとまっているので、
ネジを外してから慎重に抜き取ります。
鍵盤を抜き取った後、
中にはホコリがたまっているので、
掃除機の先をブラシにかえて吸い取り、
そのあとはホコリモップみたいなやつで隅々まできれいにします。
ホコリは基板の大敵です!

(ピカピカにしてやります)
内部の掃除をしたあとは、
いよいよ鍵盤のチェックに移ります!
バスタオルを敷いて鍵盤を置いてみます。

(鍵盤の裏側)
チェックしたところ、
何か挟まっているということはありませんでした。
ただ、肝心な写真を撮り忘れてしまいましたが各鍵盤から伸びている金属の棒があり、
鍵盤を押すとそれが動いて貼り付けられているフェルトに「トンッ」と当たり、
ピアノのタッチ感を演出している部分があります。
そのフェルトの一部がはがれてベロンとなっており、
それがずれて金属の棒に引っかかってしまい、
鍵盤が戻らなくなってしまった感じがとても強いです。
なぜかというと、
戻らなくなった鍵盤の左右の鍵盤を弾いた時、
以上に固いカツカツという音がしたので、
フェルトがずれていたことは確実です。
フェルトの交換といっても部品なんか手に入らないので、
今回ははがれているところに接着剤を塗ってくっつけました^^
もしも交換するとしたら、
フェルト自体は両面テープで貼り付けているだけなので、
スクレーパーかなんかでキレイにはがし、
市販の「隙間テープ」と「フェルトテープ」を重ねて貼り付ける予定です^^
まずは隙間テープを貼り、
その上からフェルトテープを重ねて貼る感じです^^
隙間テープを上に貼るとボロボロになってしまいます。
高さだけ同じくらいに合わせておけばOKです!
フェルトの硬さによってはタッチ感が大きく変わると思うので、
本物のタッチ感にこだわる方は隙間テープではなく柔らかめのフェルトテープを使うなど、
ご自身の感覚で慎重に選んでください^^
話を戻します。
鍵盤の裏側には基板がついているので、外します。

(鍵盤の基板)
基板には灰色のゴムの部品がついています。
これを「ラバースイッチ」といいます。

(電子ピアノのラバースイッチ)
このラバースイッチの裏側には、
押すと基板の金色の部分に触れる「接点」という部分があります。
ここをきれいにすることにより、
接点が復活するので電気の導通がよくなります。
ラバースイッチを外し、
洗面所で手洗い石鹸で軽くもみ洗いしてから、
軽く水気を取ります。
そのあとラバースイッチの裏側にエタノールスプレーを吹きかけ、
激落ちくんのスポンジで右に8回、左に8回ほど軽くこすり、
キッチンペーパーで水気を完全に拭き取ります。
そのまま扇風機の前に20分くらい放置して乾かします。
その間に基板の金色の部分にもエタノールスプレーを吹きかけ、
激落ちくんスポンジで金色の部分だけ上下に10回ほど軽くこすり、
キッチンペーパーで水気をふき取り、
こちらも扇風機の前に放置して乾かします。
そのあと元に戻すんですけど、
鍵盤が下りきちゃって最高に作業しづらかったので、
写真はございませんm(__)m
あとから考えたら鍵盤が下りてこないように、
突っ張り棒かなんかを横から滑り込ませておけば楽だったなーと思いました。
けど、初めて分解するんだもの、
ここまでできればいいってもんよ^^
ということで部品が乾いたら鍵盤にラバースイッチを先に取り付け、
そのあと基板を取り付けます。
基板にラバースイッチを乗せながらつけることは、
残念ながら不可能です笑
その後は逆の手順で取り付けて、
鍵盤をセットした段階で電源を入れて試運転をします。
するとどうでしょう!
今までカツカツいってた鍵盤が、
とても穏やかなタッチ音を響かせています!
それと同時に、
弱く押しても強い音しか出なかった鍵盤も、
強弱に合わせてとてもきれいな音色を奏でています!
組み立ててから子どもに弾いてもらったところ、
めちゃくちゃまろやかな音に大変身していました!
まさにアップライトピアノの音です!
子どもも嬉しくなったようで、
「すごーい!」とかいいながらずっと弾いてました^^

(修理大成功!)
修理大成功です^^
分解してみた感想は、
バランス釜や壁貫通型給湯器の工事とは比較にならないほど簡単でした笑
コツはつかんだので、
次またおかしくなってもすぐに修理してやります^^
ちなみにこちらが型番です!

(ヤマハ クラビノーバ SCLP-5450)
ヤマハ
クラビノーバ
SCLP-5450
島村楽器というお店で買った電子ピアノです。
故障したときはご自分でやらず、
メーカー修理を手配したほうが確実ですよー!
あーあ、戻せてよかった(ほっ)
愛犬ケダマは分解している間ウロチョロしていたので、
いつの間にかケージに閉じ込められてました。

(被り物をかぶせられてます)
ケダマ、おつかれ!
ということで今回は、
「ガス工事屋が、自宅の電子ピアノの鍵盤が戻らないので修理した」
というお話でした^^
長々とお読みいただき、
ありがとうございますm(__)m