給水装置工事主任技術者常駐
2016.10.04 更新
神奈川県厚木市のお客様より、
「バランス釜から壁貫通型給湯器への交換工事」
のご依頼を頂きました!
ありがとうございます!
こちらのお客様はバランス釜の調子が悪く、
浴槽もかなり汚れてしまっているため、
広い浴槽の壁貫通型給湯器への交換をお考えです。
壁貫通型給湯器はリンナイであれば、
「8.2号オートタイプ」と「16号フルオートタイプ」
の2種類からお選びいただけます。
お話を伺ったところ、
今回は「広ーい浴槽と16号フルートタイプ」
の組み合わせで工事を行います!
まずは現在のバランス釜と浴槽をご覧ください!
浴槽はかなり年季が入っているため、
キズに汚れが染み込んでしまい、
真っ黒になっております。
上の写真の浴槽は、
FRP(ポリ)やステンレスではなく、
ホーロー製の浴槽です。
ホーロー浴槽は、
鉄の表面にガラスコーティングがされているようなものなので、
長年の仕様で表面のガラスコーティングにヒビが入ると、
そこから汚れの染み込みや鉄部の腐食がはじまります。
それと、
ホーロー浴槽は重量物の為、
搬出には少々時間がかかります。
といっている間に、
ホーロー浴槽の搬出と、
バランス釜の撤去が完了しました^^
撤去後の写真がこちらです!
「キャー、左の壁から手が出てるーっ!」
手じゃありません、軍手です。
水道管がかなり飛び出しているので、
頭などをぶつけた際、
怪我をしないために軍手をかぶせてあります。
水道管にゴチンして、
「血が出たので帰ります」
なんて言ってたら仕事になりませんからね。笑
ということで、
お次は壁貫通型給湯器を設置し、
新品のガスホースを接続します。
この写真の反対側に、
浴槽にお湯を張るための蛇口が壁から1ニョッキしてます。
今回は、
この1ニョッキを撤去して欲しいとの事なので、
早速撤去します^^
撤去の仕方は水道の元栓を止めます。
それから1ニョッキを両手でつかみ、
左側に思いっきり回します!
すると、
クルクルクル
っと簡単に外せます^^
外した後は、
キャップをねじ込みます。
といってるうちに、
壁貫通型給湯器への交換工事が完了しました!
その写真がこちらです!
「ん??これって、水道管じゃないの??」
そうです、水道管です。
本来であれば根元から外して短くしたりするのがベストです。
しかし、
今回の水道管は根元がかなり錆びていたので、
回した時に壁の中で折れてしまう可能性があります。
折れてしまうと、
場合によってはタイルを破壊し、
水道管を取り替えてから元に戻す、
という大掛かりな工事が発生します。
そのため打ち合わせの段階で、
ここはそのままにすること決定しました。
シャワー金具も写した写真がこちらです!
次に、リモコンを設置した写真がこちらです!
タイルのライン上を進む白いモール。
いい感じですね~^^
設置完了後の全体写真がこちらです!
じゃじゃじゃじゃーーん。
じゃ、じゃ、じゃ、じゃーん。
ベートーヴェンも、
今すぐ入りたくなるようなお風呂に大変身!
新品の湯船にじゃぼんと入れば、
鼻歌で新曲ができること間違いなしです!
まずはベートーヴェンではなく、
今回のお客様に入っていただきたいものです。
今回設置した湯船は、
いつもの湯船とは違うんです!
何が違うのか!?
それは、浅型浴槽ではなく、
普通浴槽を設置しまところです。
今回のお客様はかなりガタイのいいお客様なので、
浅型の浴槽では肩までつかることができません。
そのため、少し深いタイプの普通浴槽を選ばれました。
で、
今回設置した壁貫通型給湯器は、
16号タイプのRUF-HV162Aという機種です。
水圧が強い建物だったので、
スーパー銭湯並みの勢いのシャワーが楽しめます^^
お湯のバルブ(蛇口)を全開にしてから目に当てると、
「アガーーーッ!!!」
と叫びながらのたうち回れるほどの威力ですが、
そんなチャレンジは無駄なので絶対に行わないでください。
こちらはお湯の配管が、
洗面台とキッチンにもつながっています。
バランス釜の時にはシャワーを使いながらお湯を出すと、
「つーーーっ」
と糸のようなお湯しか出ませんでした。
しかし、壁貫通型給湯器へ交換した後は、
「ドーーーッ!!!」
という勢いでお湯が出るようになりました^^
これで洗い物もはかどりますね^^
またお役に立てることがございましたら、
是非当社にお声をおかけください!
この度は当社にご依頼いただき、
本当にありがとうござます!
~バランス釜から壁貫通型給湯器への交換工事【神奈川県厚木市】~