給水装置工事主任技術者常駐
2016.08.03 更新
東京都調布市のお客様より、
「都営住宅のバランス釜をカベピタ給湯器へリフォーム工事」
のご依頼を頂きました!
ありがとうございます!
バランス釜からカベピタ給湯器へのリフォーム工事は、
都営住宅の場合、最小限の穴あけのみで施工できます。
大きな穴を開けることなく施工できるため、
原状回復も簡単です^^
さて、こちらが工事を行う前のバランス釜の写真です!
バランス釜とは、上の写真の右側に置いてある機械のことです。
シャワーと追い焚きができます。
ただ、沸かしすぎ防止装置や空焚き防止装置などがついていないため、
追い焚きをしていることを忘れてしまうと、
ボッコボッコと沸騰してしまったり、
浴槽の底のゴム栓がしっかりはまっていなかった場合、
水が抜けて空焚き状態になってしまうこともあります。
空焚きをすると大変です。
浴槽とバランス釜をつなげている「バス接続管」が焦げ、
半端じゃないほどにゴムが焦げた臭いが広がります。
それだけならいいですが、
空焚き時間が長ければ浴槽に熱が伝わってしまい、
FRP浴槽(ポリ浴槽)であればひしゃげてしまいます。
そのため、
安全のためにカベピタ給湯器(ホールインワン給湯器)へと
交換される方が多くいらっしゃいます。
今回交換するバランス釜の型番がこちらです!
ガスター
KG-806BFM-FSH1(SR-S1)
8号のバランス釜です。
これを16号のカベピタへとリフォームします!
まずは浴槽を外した写真です。
上の写真の左奥に、
浴室の折り戸が立てかけてありますよね?
あれは、浴槽を運び出すのに当たってしまうため、
あらかじめ外しておいたものです。
バランス釜も完全に撤去し、
お風呂場をがらんどうにします。
「ちょいちょい、がらんどうって、何?」
いやいや、「ちょいちょい」って、芸人の諸見里さんみたいでウケますね笑
「がらんどう」とは、なんにも置いてない部屋のこと表す時に使う言葉です。
語源なんかはwikiに載ってますが、
無断転載になるのでここには載せません。
がらんどう、で検索♪
検索するより見た方が早いですね、
こちらです!
わーお、がらーんとしてます。
ここに、カベピタ給湯器を設置し、
お風呂に新しい命をふきこみます!
次の写真はガス栓の写真です。
上の写真のような黒いツマミのガス栓であれば、
問題なく交換することができます。
これが、銀色のハート型のツマミが付いているタイプのガス栓の場合、
ガス栓を交換しないと機器を接続することができません。
古いガス栓はガスコンロの後ろに伸びているガスホース専用です。
現在は建築基準法やガス事業法などにより、
上のタイプのガス栓へと接続することが義務付けられています。
(安全のためですよー。)
で、ここの現場はトイレと浴室の間に隙間があったので、
そちらから電源の配線を通します。
次に、リモコンを設置します。
このリモコンのおかげで、
年間通してシャワーの温度を設定どおりにすることができます。
真冬でも真夏でも、
自動的に水量を変えてくれるので、
バランス釜特有の微調整が不要になります。
次は、色々な配管を延ばします。
今回設置する浴槽は、一般的な110cm浴槽です。
110cm浴槽は軽いので、壁に固定しないとずれてしまいます。
固定が完了した写真がこちらです!
浴槽を固定してあるので、
お湯を張っても少し引っ張ってもずれることはありません。
ですが、浴槽が空っぽの時に浴槽を持ち上げたり、
綱引きのように手をかけて浴槽を強く引っ張れば、
浴槽が外れたり破損したりするので、
やる人はいないと思いますが、やめてください。
(いうまでもありませんが、そんなのは工事保証の対象外となります。)
今回のバランス釜からのリフォームに使用したカベピタ給湯器は、
「ハステック WF-1612AT 追い焚き付き16号給湯器」です。
ということで、バランス釜からカベピタへのリフォーム工事が完了しました!
完成写真がこちらです!
なんということでしょう!
今までバランス釜があった部分にまで、
浴槽が広がっています!
高さも8cm程低くなったのでまたぎやすく、
しかも入りやすくなっております!
お客様にも大変ご満足いただきました!
またお役に立てることがございましたら、
是非当社にお声をおかけください!
この度は当社にご依頼いただき、
本当にありがとうございます!
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