給水装置工事主任技術者常駐
2016.05.08 更新
横浜市鶴見区のお客様より、
東京ガス製 KG-806BFJ-FZ(バランス型風呂釜)
交換工事のご依頼を頂きました!
ありがとうございます!
今回は故障してしまったバランス釜の交換となります。
こちらが交換前の写真です。
なんともレトロなバランス釜です。
この建物に使用できるバランス釜は、
「共用ダクト設置専用」となります。
上の写真で浴槽がわずかに左に傾いてるのがおわかりでしょうか?
この傾きが後の作業に大きく影響することなど、
この時は想像もしてませんでした。
ということで、
作業に移ります!
まずはバランス釜に接続されている給水管とガスホースを外します。
上の写真のシルバーのジャバラが給水管。
水色のゴムホースがガスホースです。
現在では強化ガスホ-スや金属可とう管以外での接続は違法なので、
強化ガスホースを接続できる「強化ガス栓」へと変えなければいけません。
次の写真は現在取り付けられているガス栓です。
このガス栓は「ホースエンドガス栓」と呼ばれてます。
つまみの部分がシルバーの「ハート型」になっているのが特徴です。
バランス釜の交換を検討される際、
ハートにツマミに「かわいい~♪」とひととおり感動した後は、
すみやかにガス栓の交換を行ってください。
こちらが交換前のバランス釜の型式です。
「上り湯用瞬間湯沸付風呂釜」
ガスター SR 88.12-48648
1988.12月製です。
それにしても、良く持ちましたね(笑)
で、次の写真が東京ガスの型番です。
TOKYO GAS
KG-806BFJ-FZ
このバランス釜を交換するには、
次の型式がバッチリ合います。
RBF-ASND
共用吸排気筒用(ダクト給排気用)
これを使わないと、
うまく燃焼しません。
ということでガス栓は東京ガスに交換を依頼し、
設置工事完了後の写真がこちらです!
この浴槽が傾いていたのは、
浴槽の脚が長年の使用により腐ってなくなっていたためでした。
それも3か所も。
高さを合わせようにも毎回浴槽を手前に出して立てないと、
後ろにアクセスできません。
なんだかんだ作業する事1時間。
ようやく浴槽の位置が決まりました^^
浴槽を交換すれば話が早いのはわかってます。
ですが、こちらは浴槽を入れた後に風呂場の扉をリフォームしたため、
扉の幅が浴槽よりも10cmくらい狭くなってました。
なので、浴槽を出すことも入れることもできないので、
そのまま浴槽を使うとのご判断をされました。
浴室の四隅の柱以外であれば、
切って外して浴槽を出し入れしたあとで元に戻せば、
建物の強度には一切影響は出ませんので、
浴槽の交換工事も可能となります。
ということで、
今回はなかなかテクニカルな工事となりました^^
またお役に立てることがございましたら、
是非当社にお声をおかけください!
この度は当社にご依頼いただき、
本当にありがとうございます!
~【東京ガス(ガスター)KG-806BFJ-FZ 風呂釜交換】横浜市鶴見区のお客様からのご依頼~