• 神奈川県海老名市 日本瓦斯株式会社 海老名営業所様より、支給品トイレ・フラッシュバルブの交換工事のご依頼を頂きました。

    2015.05.29 更新

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    神奈川県海老名市の日本瓦斯株式会社 海老名営業所様より、

    トイレの流れが悪いとのご連絡を頂きました。

    調査してみると、水が全く流れず、なみなみと溜まっている状態でした。

     

    この場合、

    ・パイプに異物が詰まっている

    ・排水管が何かしらの理由で詰まっている

    ・尿石が固まってしまい、経路が塞がれている。

    この3点が原因として挙げられます。

     

    まず、溜まった水を灯油のポンプでくみ出します。

    その後、業務用のワイヤーを突っ込みますが、トラップがきつ過ぎて入っていきません。

    排水管の詰まりの確認のため、便器を外します。

    外した後で排水管にバケツで水を流すと、問題なく流れます。

    便器の裏側を見て見ると、長年かけて溜まった尿石がパイプにびっしり付いています。

    これを 「コレステロール現象」といいます(嘘)。

    冗談はさておき、写真はありませんがかなり閉塞していました。

     

    便器の配管は内部で「S字」というよりも「N字」になっています。

    Nの真ん中の棒に当たるところがびっしり詰まってしまうと、もうどうしようもありません。

    軽微なつまりであれば薬剤でなんとかいけますが、

    完全に閉塞してしまっている状況では絶望的です。

     

    営業所様のほうで

    ・フラッシュバルブ(ボタンを押して流すところ)

    ・小便器(排水ソケット含む)

    をご用意されるとのことで、

    トイレ・水栓金具の脱着工事のご依頼を頂きました。

    ありがとうございます。

    詰まりを解消できなかったので、

    今回の調査の便器脱着の工賃は頂きませんでした。

     

    後日、部材が届いたとのご連絡がありましたので、

    トイレの脱着工事の作業開始です!

     

    1、古い便器を取り外します。

    2、水栓金具を引っこ抜きます。

    3、既存のフランジ(トイレと排水管をつなぐ部品)を加工します。

    4、排水ソケットを設置します。

    5、新便器(新しいトイレ)を設置します。

    6、水栓金具を取り付けます。

    7、古便器(古いトイレ)と新便器は幅が違うため、
    床のクッションフロアに隙間が出来てしまいますが、
    気にされないとのことでしたので、
    便器と床・壁の間にコーキングをして作業完了です!

    なぜコーキングをするか?

    「水漏れを防ぐため?」

    違います。

    それは、イヤ~な虫々(むしむし)が排水管から上がってきても、

    部屋に入って来ないようにするためです。

     

    用を足してる最中に黒い虫がヒョコッと現れたら、

    照準がぶれて掃除が必要になりますからね(笑)

     

    ご依頼いただき、ありがとうございます。